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１１月定例会を開催
１１月２０日（火）、秦野商工会議所において１１月定例会を開催しました。
今回は、秦野市農業協同組合 営農部営農課 営農指導員の栗原大和氏をお招きして「広がれ！秦野産小麦の輪」をテーマにご講演いただきました。
秦野市は県内有数の小麦の産地で、多くの農家が栽培してきました。しかし、農家ごとに栽培品種のばらつきや適期の収穫が徹底されていないことによる品質低下などが課題となっていた。そうした中、秦野市農業協同組合が中心となり「秦野小麦出荷組合」を設立して農家を組織化。パン屋などからのニーズが高い品種を選定して栽培を促す他、県農業技術センターと連携し、病害虫の防除や施肥方法などの指導を定期的に行ってきた。その結果、同出荷組合を設立した２０１６年度から比較すると２０１８年度は生産量が７．５トンから２３トンに、ＪＡが行なう農産物検査で１等の割合は３８．６％から７５．３％と大きく高まり、高品質の小麦作りに成功した。
さらに、販路拡大を目指し、製粉業者と商談を進めたり、市内のパン店にサンプルを配布して使用を呼び掛けたりするなど、ＰＲ活動に積極的に取り組んできた。現在では、協力する製粉業者の後押しもあり、６５店舗以上で取り扱われ、注目を集めている。
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